World Wide Navi ヘルプ
Sisulizerで翻訳

Sisulizerは、ソフトウエアローカリゼーション(現地語化)のプロセスを自動化、効率化するソフトウエア現地語化ツールです。
World Wide Naviは、Windows exe、dll、Javaプロパティファイルなどの生成されたリソースを翻訳するためのSisulizerプロジェクトを、Sisulizerを手動で立ち上げることなく作成することができます。
ソフトウエアを国際化しビルドした後で、この機能を使ってローカリゼーションをWorld Wide Navi GUI、Eclipseプラグイン、Visual Studioアドインからとても簡単に始めることができます。

YouTube デモ
MP4 デモ

この操作は以下から可能です。
[L10N] -> [Sisulizerで翻訳]、 [ツールバーのSisulizerで翻訳アイコン]、
[ソースディレクトリで右クリック] -> [L10N] -> [Sisulizerで翻訳]

この機能を使う前に、翻訳者版でないSisulizerをインストールする必要があります。
Sisulizerの詳細については、以下を参照ください。
国際化JPのSisulizerページ
Sisulizerのオリジナルサイト(ヨーロッパ)

現在のところ、SisulizerはWindowsしかサポートしていません。よってこの操作もWindowsでのみ可能です。


[対象リソース]
翻訳するリソースファイルのパスとその記述言語を指定してください。
例)
'...MyMFC\Debug\wwnavi_string_MyMFC.dll' (Visual Studio MFCリソースDLL)
'...MyDotNet\bin\MyDotNet.exe' (Visual Studio .NETアプリケーション)
'...MyASPDotNet\App_GlobalResources\Default.resx' (ASP.NETリソース)
'...MyJava/src/wwnavi_string.properties' (Javaプロパティファイル)
'...MyPHP/src/.../lang.po' (PHPgettextリソースなど...)
...その他
主な対象リソース
アプリケーションの種類リソースのパス
gettext使用ソースコードディレクトリ/*.pot(po)
.NET フォーム(VC++)ソリューションディレクトリ/Debug(Release)/アプリケーション名.exe
.NET フォーム(C#/VB)プロジェクトディレクトリ/bin/Debug(Release)/アプリケーション名.exe
.NET WPFプロジェクトディレクトリ/bin/Debug(Release)/アプリケーション名.exe
.NET Silverlightプロジェクト.Webディレクトリ/ClientBin/アプリケーション名.xap
またはプロジェクトディレクトリ/bin/Debug(Release)/アプリケーション名.xap
Windows MFC/Win32ソリューションディレクトリ/Debug(Release)/wwnavi_string_アプリケーション名.dll
.NET ASPプロジェクトディレクトリ/bin/アプリケーション名.dll
またはプロジェクトディレクトリ/App_GlobalResources/ASPX名.resx
Javaソースコードディレクトリ/*.proeprties
JSPソースコードディレクトリ/WEB-INF/classes/*.proeprties

※各リソースの作成方法(ソースファイルとリソースファイルの切り離し)については国際化プログラミングを参照してください。

[言語]はデフォルトでシステムの言語がセットされます。

[対象言語]
リソースを翻訳したい言語を[>]をクリックして選択してください。
言語の追加順は[上へ移動]と[下へ移動]をクリックして変更できます。
選択された言語は[削除]をクリックして削除できます。

[Sisulizerの設定]
'SlMake.exe'があるSisulizerのインストールディレクトリを指定してください。
(翻訳者版にはこの実行ファイルがありません。)
プロジェクトを作成するディレクトリとそのファイル名を指定してください。
[リソースと同じディレクトリを使う]をチェックした場合、プロジェクトファイルは対象リソースと同じディレクトリに作成されます。
[既存のプロジェクトを上書きする]をチェックした場合、プロジェクトファイルは削除、再作成されます。チェックしない場合(デフォルト)、既存のファイルは更新されません。
[プロジェクトの作成後にSisulizerを起動する]をチェックした場合、プロジェクトを作成した後Sisulizerが自動的に立ち上がります。

[実行]
対象リソースを対象言語に翻訳するSisulizerプロジェクトを作成します。
対象のプロジェクトがすでに作成されている場合は、Sisulizerは起動してそのプロジェクトを読み込むだけです。
([既存のプロジェクトを上書きする]がチェックされておらず、[プロジェクトの作成後にSisulizerを起動する]がチェックされている場合)


目次へ戻る


Copyright (C) 2012 Kokusaika JP, Inc.
本ドキュメントを無断で転載および引用することを禁じます。